こんにちは、くま(kumakumablog)です。
元パイロットのファイナンシャルプランナーです。妻と2人の子供と楽しい毎日を過ごしています。
実は、保険に入る前に、知らなくちゃいけないことがあります。知らないと、めちゃめちゃ損します!
なぜなら、保険は複雑すぎて、無駄にお金を払ったり、無駄に保険に加入してる人が、ほとんどなのです。
この記事では、あなたの家族を、金銭的不幸にしない為に、保険に対する必要不可欠な考え方(保険に入る前の準備)をご説明します。
記事を読み終えたら、保険に加入する前に、あなたにとって【本当に必要な保険商品 = 家族の幸せ】が見えます。
もくじ
保険とは?失敗しない9つ保険に対する考え方

結婚や出産、家族が増えるにつれ、経済的責任は増えるもの。そこで、誰もが考えるが、保険ですよね。でも、保険って、複雑すぎて、難しくないですか?その気持ち、めちゃめちゃわかります!僕もそうでした(涙)でも、めちゃめちゃ勉強したので、安心してください!
難しくても、考えなきゃいけないのが保険。ぜひ一緒に考えていきましょう。まず、頭に入れて欲しいのが、「日本人は、保険に入り過ぎ!」ということ。アメリカでは、健康保険ですら、3割以上の人は加入していません。何かあった時を充実させて、何もない時の生活を苦しくしたら、本末転倒です。
僕がご紹介するのは、保険に対する“考え方”です。簡単に言うと、“保険に入る前の準備”をご説明します。
保険商品を詳細に説明するものではありません。
保険の全体図を理解すること
当たり前の話、保険の全体図を知らないと話になりません。保険といっても、分類・種類・各商品と腐る程あるので、まずは全体図を理解することが大切です。保険の種類・各商品は、減ったり増えたり、日々変化しています。
保険 → 分類 → 種類 → 各商品
保険の全体図は、以下のようになります。

保険の用語を知ること
保険の全体図を理解すると同時に大切なのが、保険用語を理解することです。例えば、保険料と保険金の違いを具体的に説明できますか?おそらく、半分の人は説明できません。家や車買う時はめちゃめちゃ調べるのに、保険となるとどうして調べないのでしょうか?きっと、難しいからですよね。わかります、その気持ち。でもね、知らないと大損します(涙)
保険会社の信頼性を調べること
どんなにいい保険に加入したとしても、保険会社が倒産しては元も子もありません。厳密にいうと、たとえ加入している保険会社倒産しても、保険金はある程度補償されるのですが、できるだけ避けたいものです。
じゃあ、どうやって保険会社の信用度を調べるかというと、代表的なものが、『格付け』と『ソルベンシー・マージン比率』です。ネットで調べればすぐにでてくるので、チェックしてみてください。
ちなみに、過去に倒産している会社を見てみると、以下のようになります。
産生命 | 1997年 4月 |
---|---|
東邦生命 | 1999年 6月 |
第百生命 | 2000年 5月 |
大正生命 | 2000年 8月 |
千代田生命 | 2000年10月 |
協栄生命 | 2000年10月 |
東京生命 | 2001年 3月 |
大和生命 | 2008年10月 |
意外と倒産しているんです(涙)
すでに加入している保険を知ること

これって、めちゃめちゃ重要です。
なぜなら、2つの保険に入っていても、補償内容が一緒なら、保険金を両方からもらえません。保険内容が重複しないように、すでに加入済みの保険を理解しましょう。
具体的には、
- すでに加入済みの民間保険を見直す
- 健康保険を見直す
- 国の公的保険を理解する
- 会社の就業規則を確認すること
僕の場合、会社の就業規則みたら、死んだら数千万の保険がもらえました。ある意味、上記を見直すだけで、ある程度カバーできていることがわかります。
あなたに必要な金額を計算すること
「もし、何かあった時に、いくら必要で、どの位の期間必要なのか?」を計算してください。例えば、死亡保険を考える時、もしも旦那さんが死亡した場合、残された家族の生活はいくらあれば足りるのか。がん保険を考える時なら、がんになったら、どこまでの治療を望み、入院した時は贅沢をしたいのか。など。あなたが必要な金額がわからないのに、保険に加入するなんて、愚の骨頂です。
保険に入るタイミングを測る

実は、保険料って、加入時期によって変わります。なぜなら、保険料っていうのは、様々な要素で構成されていて、この構成要素の金額が、日々変わるんです。詳しいことも書きたいのですが、話が難しくなってくるのでやめます(笑)
保険料の支払い方法を知ること
保険料の支払いには、いろいろ種類が選べます。
例えば、
- 現金払い or クレジット払い
- 月々払い or 年払い or 回数指定払い
保険金の税金の仕組みを知ること

保険金の受け取り人を、だいたいの人は、妻、子供、両親にしている人が、多いと思います。でも、保険金を受け取る時に、税金がかかるの知ってますか?そして、その税金の種類が、受取人によって違うのです。税金の種類が違うってこは、税率が違い、受け取れる保険金の金額が違うんです。
リスク分散して、保険に入ること
株式投資に名言にもあるように「一つのカゴに卵をもるな!」が、保険にも当てはまります。例えば、1つの保険会社だけに加入したら、倒産した場合どうなりますか?お金を運用する時は、絶対にリスクはあるものです。
おまけ 海外での保険を視野に入れること
はっきり言って、海外で保険に入った方が、めちゃめちゃいいです。保険料が少なくて済んだり、補償内容が多かったりします。でも、加入するのが、難しいんですよね。ほとんどの保険会社が英語ですね(涙)
まとめ
最低でも、以上のことを踏まえて、保険に加入することをおすすめします。ぶっちゃけ、自分で調べるの大変です。でも、大事な家族を守る為には、とても重要なことです。
手っ取り早く知りたいのであれば、保険会社や保険相談所に行って、相談するのもありだと思います。でも、注意してください。保険会社や保険相談所は、営業してきます。お客さんの不安を過剰に煽ってきます。そして、その保険会社で扱っている商品しか加入できません。
あと、もう一つ注意して欲しいのが、友達・知り合いの保険会社では、加入しないことです。なぜなら、友達や知り合いは、あなたに何かあった時、助けてくれません。
最後に、保険っていうのは、「困った時の助け合い」です。なんか、その精神、かっこいいですよね。繰り返しになってしまいますが、あなたにとって、必要な保険に、必要なだけ、入りましょう!
おわり。